罵り×ドMの両立ってどういうこと~!?
VANQUISH BROTHERS・ミツナリ
↑公式サイトはこちら。
VANQUISH BROTHERS 第伍夜 ミツナリ(CV:野島健児)
⚠全年齢CDだけどほぼ大人向けです。苦手な方や18歳未満は回れ右。
こんばんは。のじけんブームが来てるオタクです。
皆さんヴァンキッシュブラザーズってご存じですか?
私がこのCDの存在を知ったのはn年前、、、DIABOLIK LOVERSが私の中で大流行していたときです。その時期はTwitterで面白いリジェファンのツイート見るのが日課でした。そんな日々の中で繰り返し目にする「VANQUISH BROTHERS」の文字。ヤバイと噂のトンチキCD。なんかめちゃくちゃ気になったんですよね。
当時は危険な香りしかしなくて手を出せなかったんですが、大人向けシチュCDや過激な乙女ゲに慣れた今なら楽しめるっしょ!!!と思ってついに手を出しました。のじけんのいろんなCD聞きたいし。
実はミツナリの前にノブナガとケンシンも聞いてたんですが、このCDすごいんですよ。
愛がゼロ。支配欲・出世欲のためのXXX。
しかも「時は現代」!令和だったら女性軽視云々で出せなさそうな題材だから平成の世でこれ作ってくれてよかった~~~~!!!まあリジェのキャラはいつになっても主人公を罵倒してくれると思いますが。
さて、本題のミツナリくんの話に入りましょう。
罵り×ヤンデレ×ドM(公式HPより引用)
「罵り」と「ドM」、この矛盾を抱えた性的倒錯者・ミツナリ。
ミツナリは、“抵抗されて痛めつけられたいがために罵倒や暴行を繰り返す”という狂った性癖の持ち主です。谷●潤1郎の小説に出てきそうですよね(???)。
~こんな人におすすめ~
★野島健児の裏名義っぽいCDが聞きたい
★〃の首絞められボイスを聞きたい
★上記の狂った性癖を見て興味が湧いた
★愛のないCDが好き
★全年齢の限界に挑戦してみたい
~だいたいのあらすじ~
花嫁修業としてとある大金持ちの家に来ている私。同居人の6人兄弟は、父から「(私)の初夜を奪った者に全財産を渡す」という遺言を残されているらしい、、、。
ある日、私は「クソムシ」と呼んでくる大変失礼な男・ミツナリの部屋に閉じ込められる。自分のことだけでなく両親を罵倒されたことに激怒した私は、ミツナリを殴ってしまい───。SMの定義が曖昧になる、歪んだ初夜が始まる!!
ここからはネタバレありの感想です。
⚠作中の世界にどっぷり浸かった状態で書いたり、冷静にリスナー視点から書いたり、ぐちゃぐちゃの文章を書きました。読みにくいので気を付けてね。
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01 罵りミツナリ参上!
「クソムシ」呼ばわり。ガチで罵られる。
作ったカレーを散々言われた挙句、舌が麻痺してないか確かめるために舌を引っ張られます。本当にやめて!!!!!死ぬ死ぬ死ぬ!!!!!!!!!私口内触られるの本当に嫌すぎて歯医者でよくオエオエしてるんですよね。ガチで苦しくて、でもえづいたらミツナリの日本刀で殺されそうなので泣きながら耐えました、、、きつい、、、。
(※「時は現代」なのに日本刀が出てくるおかしいCDです。)
まあ、ここまでは普通にリジェですよね。調教済のリジェ女、万歳!
02 お茶をどうぞ
シンプルにお茶を淹れてくれます。しかし、、、
03 拘束と勝負事
ミツナリの部屋に閉じ込められてるんだけど!!!!
「ここから一生出ないって誓って!!!」
なんで!?!?!?
「舌を引っこ抜いたら、どうなるかな?」
ミツナリは↑などの恐怖発言を繰り返します。それがいやなら従順でいろと言われます。
ノブナガも言ってましたが、ヴァンキッシュブラザーズにとって女の美徳は従順なんですよね(時は現代???)。
「お前の両親も馬鹿で低能でどうしようもない人間だったんでしょ?」
「そんなんだからお前はアホなんだ!クズ!馬鹿!間抜け!」
罵詈雑言オンパレード。流石に両親のことまで持ち出すなよ。
私は激怒した。必ず、かの邪知暴虐のミツナリを殺さねばならぬ、とまでは思わなかったけど手が出た。手枷ごとミツナリを殴っていた。
もちろん驚くミツナリ。しかし、
「なんか、これ、、、、、、良い」ミツナリ(15)、Mに目覚める。
は!?!?!?!?!
ミツナリは殴ったことに対して責任を取れと言い出します。
「責任を取るっていうのはそういうこと!もっと抵抗して!僕をそれで殴って!」
意味が分からない。怖すぎる。さっきまで私を罵倒していた男が私に殴られて恍惚としている。怖い。
ミツナリは手枷を外してくれて、更に殴ってくれと懇願してきます。でも抵抗しろと言われたら抵抗できないのが人間。そうしてうだうだしているうちに、
「いいから僕を殴れよ!!顔の形が分からなくなるくらいボコボコにして!!」
とキレられる始末。
怯えながら&ドン引きしながら殴るしかないです。殴らないと殺されそうという今までに味わったことない恐怖感に支配され、脳内が矛盾でパニック状態。
その後部屋脱出をかけたちょっとした勝負をしますが、私は敗北。部屋から出られません、、、。
04 勝者の特権
ミツナリは勝者の権利として嫌がることをしてきます。それに対して抵抗しろと言われたからミツナリの弱点・首を叩いたら激怒されました。殺される、、、!?と思ったら衝撃の台詞。
「お前を殺したら、あの快楽も味わえなくなるのか。それは、、、ちょっと困る。」
快楽の虜すぎでしょ。
ここから先は狂気のSM混じり合う世界です。
- ミツナリにバシバシ叩かれながら、
「これ以上叩かれたくなかったら、僕の手を噛め」
と言われます。肉を噛みちぎるくらい噛め!?怖いよ!
- 「僕に罵られて感じてるの?」
濡れてしまっていたことを指摘され、羞恥と反発心で気づいたらミツナリの首を絞めていました。
いや主人公Mだったんかい。
ここの首絞められボイスが絶品!!全人類CDで聞いて!!
- 刀で少し首を切られて血を舐められて感じる私 VS 「クズで馬鹿で(中略)Mだなんて救いようがない」と言葉攻めミツナリ VS ミツナリの方がMじゃん!と指摘する私 VS 罵られるのは好きじゃないと怒るミツナリ…
なんなんだこのバトル。タイプの違うMのバトルだ。
肉体ドM精神S(?)ミツナリ VS 心身共にMの素質あるが認めない主人公。
ここまで聞き進めると、もうSMの定義が分からなくなってしまいます。もうここまできたらついていくしかないです。トラック05も頑張ってついていってください。
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なんかもう、わからなくなってきました。
SとかMとか、嫌とか気持ちいいとか、そういう趣向や感情の分類に意味はあるのでしょうか?人間の感情って言葉とイコールではないから、本来分類すべきものではないのでは?
SとMというふたつの要素を兼ね備えたミツナリを見ていてそう思いました。
以上、狂ったCD・VANQUISH BROTEHRS ミツナリの感想でした。
余談
キャストトークの「DVはダメですよ!このCDだけで楽しんでください」は草。