夏のエモさ全部詰め!大人の夏休み 漁師・濱井航平の場合 感想
「俺にしとけ」の王道展開が染みる〜!!
海辺の田舎町で、幼馴染と幸せ掴もっ♡
※大人向けCDです。苦手な人、18歳未満は回れ右。
皆さんは夏をいかがお過ごしでしょうか。
夏といえば、筋肉のついたガタイのいい男性が着るジャストサイズのTシャツですよね〜〜〜〜。圧倒的にドロップショルダーよりジャストサイズ。肩回りや上腕二頭筋の逞しさが引き立って思わず感謝したくなります。
夏の風物詩それじゃないだろという声が聞こえてきたので、もう少しマシな回答をします。BBQに海、キンキンに冷やした麦茶ですよね!わかります。そういう夏を詰め込んだ激エモCDがあるんです。
それが「大人の夏休み」。
刺激はとくにないですが、だからこそ田舎ののんびりした空気感に浸れる、良作です。
私は公式の掲げているテーマ「イチャラブ・胸キュン・ノスタルジー」を極めたいので、幼馴染の航平をセレクト。
(リンクです↑)
トラック3の「浜焼き 元気出せ 自信持ってろ」を見た瞬間、
絶対良い奴じゃん~~!!
この人に浜焼きを食べさせてもらう結婚生活したい~~~!
と思いました。それに、タンクトップに長靴でもかっこいい。顔がいい。
~こんな人におすすめ~
♡王道の夏を楽しみたい!(全年齢シチュも大人シチュもあるよ)
♡幼馴染モノがすき!
♡安心できるほっこりラブストーリーが聞きたい!
~だいたいのあらすじ~
私は海辺の田舎で暮らす、婚活失敗続きのアラサー。都会に嫁いで憧れの生活を実現させたいのに、全然うまくいかない〜!!落ち込んでたら、幼馴染の航平が元気づけてくれることに。しかしその流れで…!?
結局地元と幼馴染しか勝たん♡なハートフルストーリー!!
ここからはネタバレありの、ストーリーに沿った感想です。
⚠作中の世界にどっぷり浸かった状態で書いています。「主人公ちゃんが~」ではなく「私が~」です。夢思考の文章が苦手な方はここでストップしてくださいね。
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1.コンカツ失敗!?
まーーーーた婚活失敗したので鬱。この状況で自分の店の開店準備を手伝わせ、、、と見せかけて話し相手になってくれる航平、まじで優しい~泣。
都会のキラキラ女子になるために婚活して失敗、なんて馬鹿の極みだよね~なんてことを言っていると、
「俺はお前のこと、バカなんて思ったことねーよ」
「本当?」
「本当。」
「絶対の絶対?」
「絶対の絶対。」
「絶対の絶対の絶対?」
「絶対の絶対の絶対の…って、いつのやりとりだよ笑」
は~~~なんか今日の私すごく幼い。でもこれに合わせてくれるの、ありがたい。やっぱり頼れるのは幼馴染だな!お見合い相手には、こんなことできないもん。
2.お見合い練習で!(以下略)
お見合いシュミレーションをして敗因を探ってくれます。
「誰だお前は!?」
と、素が出せてないことを指摘してくれます。長年一緒に過ごしてきた理解者だからこそのコメント、刺さり過ぎて辛い。
「結婚相手、見つけたいんだろ?」
と真面目に向き合ってくれた航平だけど、私の泣き顔を見て謎のスイッチが入った様子。トラック1で顔は悪くないと言ってくれた航平、もしかしなくても、私のことを前からずっと可愛いと思ってくれてた~!?
ここから先は、トラック名の通りエアコンなし麦茶…を楽しんでください。
途中「あっちーな、俺もぼーっとしてきた」といいながらも止まらない、完全に欲望に負けてる航平、普通に熱中症だよ!こっちも熱中症になりそうになりながら、本能のままに求め合います。
「かわいい、かわいいなお前」
「くそ可愛すぎ」
などIQ下がった感想しか出てこなくなったところで、
「好きだ…!!すげえ好き…!」
!?!?!?
熱中症で頭ぼーっとしてるところに突如ぶち込まれる「好き」の破壊力やばい。
いやいや盛り上がってるだけで私のこと好きなわけじゃないだろ〜(笑)と思いながらも、ふわふわと幸福感に浸り、終了。
終盤のSEでかすぎるのと、絶対熱中症なりかけなのに差し出された麦茶をすぐ飲まない主人公につっこみたくなりました(小声)
3.浜焼き 元気だせ 自信持ってろ
大漁だから浜焼きするとのお誘いがあり、航平のところに向かう私。
「(俺の料理は)町で一番美味い自信がある!」
という航平が輝いて見えて仕方ない。自分の仕事に自信を持っている航平と比べて、なんてダメなんだ私は、、、と泣いていると、めちゃめちゃ励ましてくれます。
「自信のない料理人のメシなんて誰も食いたくねえだろ。お前のコンカツとやらだって同じだよ。自信持ってりゃ、いずれ自分の良さを分かってくれる男に出会えるってこと」
頼もしすぎる。とりあえず慰めとけみたいなチャラ男のやることじゃなくて、誠心誠意向き合ってアドバイスをしてくれる。ありがとう航平~!おまえめっちゃいい奴!!最高の幼馴染!!!
4.海デートでサプライズ
また婚活に失敗し、凹み中の私。帰り道でばったり会った航平が海に連れて行ってくれます。
「ここは観光客が少ない穴場で好きだけど、車で着替えなきゃいけねえのがな~」
「それが不便だから来ないんだよ」
「お前頭いいな~!」
おい大丈夫か??航平はあまり物事を深く考えないからポジティブなのかな??
それはさておき、海で水の掛け合いをして遊んでくれる同年代(30代)の男最高過ぎか。
「あのさ、婚活、もうやめろよ」
「結婚するなら、俺にしとけ。俺といるときのお前、めちゃくちゃ可愛いよ。すげえキラキラしてる」
えっ。
……え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?!?!?
都会でキラキラしたいと思っていたけれど、既にこの田舎でキラキラしていることに気づかせてくれました。たしかに、航平と一緒にいるときの私、一番なにも考えずに楽しめているのかも。楽しめてるだけじゃなく、凹んでるときも寄り添ってくれてるし、これは病める時も健やかなるときも一緒にいてくれる男だ!!!!そう気づいた途端、航平と結婚するのが正解だと気づけました。
まじでこれ最高のプロポーズですよね。大好きな海で、既にある愛に気づかせてくれたプロポーズ。まさに幸せの青い鳥ですね。
5.今日が初めてみたいに優しく抱きたい♥
トラック3では環境音なしでしたが、トラック5はあるんですね。虫の鳴き声、田舎民としては本当に夏の終わりの空気感が味わえて臨場感が凄いし、虫の鳴き声というBGMがあるおかげで、他の人通りや車通りがないことがわかり、より一層静寂を感じます。その静寂の中に響く声と行為の音、いとをかし。私が枕草子を書くならこの情景を夏のテーマにしたいです。
我慢できない系男が、果たして最後まで優しくできるのか?本編でお聞きください。
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はい完璧すぎる夏~~~~~!!!!!!
航平とあお浜町に愛着が湧いてきて、架空の思い出がどんどん蘇ってきます。
幸せって、悩みながら必死につかむものではなく、既にあるものなんですね。このCDは、大切な気づきを与えてくれました。私も、既にある幸せに目を向けようと思います。例えば、今日も無事にソシャゲの通知が来るとか。
気になった方は、こちらからどうぞ。