夢見るように生きていたい!

イケメン大好きオタクの感想文

【Obey Me!】ドS傲慢悪魔、愛してるよ

傲慢を司る悪魔は、愛情深いお兄様でした♡

ガチ恋系ソシャゲ「Obey Me!」ルシファー√感想

※おべいみーは、個人ルートは無く全部が共通ルートで進んでいくようなゲームです。しかし、個別√のように楽しむことはできます!!

shallwedate.jp

最初は全然ルシファーのことなんて好きじゃありませんでした。凄く敵視してくるし、殺そうともしてくるし、むしろ嫌いな部類でした。でもなんででしょう。気づいたら大好きになってました、、、、、。

冷たくて傲慢なひとが、実は愛情深いひとだった。

と言ってしまえばよくある話にはなってしまうんですけど、なんかもう大好きです。

 

今おべいみーシリーズは、過去トリップ編に突入しています。しかし私はまだ心が現代にあるので、現代編の物語の感想を自分流にまとめて、気持ちに区切りをつけようと思います。これを書き終えたらNightBringerのL20までを読もうと思います。

 

おべいみー気になるけどネタバレ踏みたくない方は、こちらをどうぞ。↓

ガチ恋ゲー厶Obey Me!がヤバすぎ【システム編】 - 夢見るように生きていたい!

 

※メインスト、デビグラ、イベスト、ありとあらゆるネタバレを含みます。

※まじで自己流に纏めています。留学生の数だけ世界線があるので、あなたの魔界と私の魔界は別です。

※昔ふせったーに投げた長文をまとめるために記事にしているだけので、読んだことあるフォロワーもいるかも。

※9000字近い長文です。

 

 

 

 

ーー★ーーー★ーーー★ーーー★ーーー★ーーー★ーーー★ーー

 

♡シーズン1 恋の芽生えは愛憎?

私は人間!ある日魔界の留学生として選ばれて、イケメン悪魔兄弟の家に一年間ホームステイすることになっちゃった!幽閉されてるベルフェに兄弟全員と契約するよう指示され、順調にみんなと契約したものの、ルシファーだけはまだ私を信用していないご様子…。

家族問題を解決させ、無事に留学を終えられるか!?ドキドキ魔界生活の始まり♪

 

シーズン1、ルシファーも私も、最初お互いを嫌い合っていました。そこから契約、そしてXXXXXXなわけですが、なんとルシファー√は恋愛、まだしてないんですよね、、、。

──────────────────────────────────

ルシファー、最初苦手だった。

だって、初日の夜「よく眠れるお茶を淹れてやろうか?人間は永遠に目覚めないかもしれないけどな」と言ってきたり、ルークの件で殺されかけたり、散々だったから。あと、眉間にシワ寄せてるタイプの怖い男は普通に好みじゃないから。

けど、ドキマジで一人で屋上にいたとき、「気楽だ」「ディアボロがいなければのんびりしていられる」って言ってて、その時からルシファーのことがどんどん気になり始めた。この人、もし自由の身かつ長男じゃなかったらどんな生き方してるのかなって。

だから、サタンとの契約を終えたとき、少し距離が縮まったのが本当に嬉しかった!!「兄弟の中に気になる奴はいるか?」とルシファーに聞かれて、「ルシファーだよ」と答えてしまったくらいに。

その後ベルフェの件でまた殺されそうになって、正直かなり傷ついた。近づいたら離れていく、ってこういうことなんだなあ、、、って思った。

そして、リリスの件。

やっぱり、この悪魔はものすごく重たいものを抱えて生きていたんだ!ルシファーの傲慢は、自分ひとりでなんでも抱え込めると思い込んでるところだったんだ!それが分かった瞬間、なんだか急にルシファーを抱きしめてあげたい、そんあ気持ちになりました。今思えばこれは同情ですね。

その後、、、今までの私の評価全部ふっとばしてリリスリリス♡って可愛がるのやめてよ!!!これから先リリスの代替品として愛されるのかな私。きっとそうだろうな。何千年経っても変わらなかったリリスへの思いを私にぶつけてくる彼らに勘違いして、幸せな夢を見よう、、、。気が狂いそうだった。

 

気になるひとができて、距離が縮まって、憎悪を向けられ、同情と恋の混ざった感情が溢れて、また優しく突き放されて、、、。

ここまで感情を揺さぶられたら、愚かな人間はどうなるか?そう、恋に落ちるのです。

 

なんだかんだで、ルシファーのことが気になって仕方がないという気持ちを抱えたまま留学最終日は近づいてくる。ずっと、ルシファーとだけ契約できなかったことが引っ掛かっていた。

そして迎えた最終日前夜。

俺が君のものになるんじゃない、君が俺のものになるんだ。

ついにルシファーと契約した!

最強の魔術師・ソロモンですら契約できなかったあの悪魔が。何度も脅してきたり、時には私を命の危機まで追い詰めたあの悪魔姿で。気に入ったから君に従おう、ではなくて気に入ったから俺のものになれと言っていたのだ。震えるほど嬉しかった!

私からの好意を知っててそんなこと言うし、キスするまでの数秒間じっと待っててくれたし、ずるい。全部全部、"私がルシファーのことを好き"だからしてくれたのだ。

ルシファーは私のこと恋愛的に好きではないと思う。「腹立たしい」という単語が出てくるくらいだから、この時点でルシファーが私に抱いている感情は、きっと愛憎だと思う。だけど、「ここ5千年で一番楽しませてくれた」って言葉が本当なら嬉しいし、契約してもいいと思ってくれたことは事実。両想いじゃなくてもいい、もうそれだけで満足して帰れる。こんな気持ちは生まれて初めてだった。

 

Obey me!服従させたらおまえの勝ち!、、、私は完全敗北です。

───────────(完)───────────

 

おべいみーって6人の悪魔と次々に契約してきた留学生が、唯一契約できなかった悪魔を好きにってしまい、最終的に「悪魔のものになる」という条件で契約するストーリーだったんだ〜!!!(※おべいみーがそうなんじゃなくて、勝手にルシファーendを選んだからそういうストーリーに思えるだけ)

モテ男が唯一落とせなかった女の子に落ちる話と同じ構成じゃん。まさか自分がこちら側になるとは思っても見なかった。

なにが辛いって、こっちが一方的に舞い上がってるけど、要約すると「留学先で好きになった人とワンナイトして帰った」だけなんですよ。しんど。

こんな散々な終わり方でしたが、留学生が帰ったあと、ルシファーは留学生に対しての恋を自覚することになります。

 

 

♡シーズン2 君の一部になりたいけど

魔術師ソロモンに連れられて、魔界に帰ってきた!相変わらずの個性的な皆と、遊んだり学校行事を楽しんだり、愉快な短期留学生活🎶と思っていたけど、ルシファーは浮かない様子。どうやら、ディアボロに何か隠し事をされているらしい、、、。

全てを捨てて愛に生きるか、立場を考えて行動するか?究極の選択。

 

ドタバタ学園ドラマみたいに、連続で色んな事件が起こりながらも伏線がちゃんとあるシナリオで面白かった。シナリオの完成度高すぎる。正直メインストならS2がルシ留のクライマックスだと思う。

⚠特定のキャラに対して否定的なことも言ってるので閲覧注意。

────────────────────────────────────

 

突然の再会。ルシファーはこの後、仕事にならなかったらしい。なんだか、会えない間にルシファーの中の私への感情がだいぶ温かいものになった気がする。面白い人間である私を誘惑して契約して満足していた悪魔が、私の帰宅で取り乱すなんて。両思いなのかなって勘違いしちゃいたくなるな。いや。両思い、、、になったのか!嬉しい!(おべいみーは元々英語圏ゲームなので告白→付き合うという文化ではないです)

両思い、、、と思いたいけど、私ほどの思いは無いんだろうなと思う出来事が続きます。

例えば、ゴールドヘルファイアイモリシロップとかいう媚薬を飲んでしまったルシファーの言葉は、嘘みたいだった。「人間界まで連れ去りに行こうかと思った」なんて、一回も迎えに来なかったくせによく言えるよ。本当にそう思ったなら迎えに来い。

例えば、遊園地デートのルシファー。ディアボロに隠し事をされていることを気にしていると打ち明けてくれて、「傲慢を司る悪魔の俺が、おまえをこんなに頼りにしているなんて──」と困り笑いをするくらいに信用してくれた。その後に手をつないだら、リリスのことを思い出して頬を染めていた。私はやっぱり、リリスの代替品なの?

でも、やっぱり頼りにしてくれたり、他の兄弟に嫉妬してる様子を見ると、両思いだ♡、と思えます。この安心感と少しの不安で、愚かな人間は沼に嵌まるしかなくなります。

 

ディアボロはルシファーに隠し事をしている状態で、「何があっても、私の味方でいてくれるか?」という問いを投げかけます。

そもそもルシファーは、シーズン1の時点でベルフェが捕まらないように閉じ込めたり、ベルフェを助けるためにディアボロとバルバトスに立ち向かったりしてる。だからルシファーにとっては忠誠を誓ったディアボロよりも兄弟が大切なの。ディアボロ、わかってるよね?何があってもあなたの味方、ではないんだよ。分かってても聞くあたり、ディアボロもルシファーのこと大好きで、忠誠を誓わせたかかわらず完全に自分の物になっていないから不安なんだろうな。ルシファーを取り合う私とディアボロ、三角関係か?ルシファーがヒロインの。

 

このころにはルシファーはかなり悩んでいて、こちらのことをとても頼りにしてくれるようになっています。

 

兄弟たちとドタバタしていたある日、ルシファーが記憶喪失に。どうやら、天使の子孫の人間である私が魔界と関わり過ぎたことで、世界の色々な部分に悪影響が起きているらしい。

ディアボロなんなの? 「私たちを助けて」じゃないでしょ、ルシファーを助けてよ!!

なんでこんなになるまで放っておいたの?隠し事されてあんなに気にしてたんだよ?負担をかけたくないとかいってルシファーを苦しめるの本当にやめて!理由とかどうでもいい、私の好きな男を苦しめるな、それだけ。 

ただ、記憶喪失して良かったこともある。素のルシファーを見ることができたのだ。

ルシファーって、殿下に恥をかかせないことや兄弟をまとめることを考えていつも責任を感じている。そんな彼がレヴィとゲームしたり、マモンとカードしたり、言葉遣いが今よりちょっと荒かったり、、、楽しんだりしてニコニコしてるの見て、こっちまですごく嬉しくなった。なんの責任もないただのお兄ちゃんだったらこういう悪魔だったんだろうな、って思った。普段のルシファーと比べ物にならないくらいずーっとニコニコしてたね。もし堕天しなかったら、こうやって毎日生き生きしていられたのかなと思うと悲しくなってしま。(実際、天使としての位が高いのでルシファーがただの兄だったことはないのだが、このときはそう思ってしまった)。

そして、、、自分勝手だけど、記憶喪失、今思えば少し美味しかったな。

だってこのときのルシファー、リリスと私を重ねることもないし、ディアボロのことなんにも覚えてなかった。この前の遊園地デートでは、観覧車でディアボロの話をしたり、手繋いで「前にもリリスとこうして手を繋いだな」と言ってきたりして、100%の完璧なデートとは程遠かった。でも今回は純粋に二人の時間を楽しめた。前に少しモヤモヤしてた気分を記憶喪失中のデートで晴らせたし、楽しかった、、なんて思ってしまった自分、我儘にも程があるなあ。記憶は戻ってほしいです。戻って良かったです。

 

そして遂に、三界のバランスを保つために、究極の選択を迫られます。

ソロモンへ。ルシファーを刺すしかないって言われたとき激昂してしまってごめんね。よく考えたらソロモンは途方もなく長い時間生きてるから、「人間界を守る」という使命の元、その提案をせざるを得なかったんだよね。私は20年くらいしか生きてない幼稚な人間だから、自分の身の回りの大切なひと達を優先することしか考えられない。でもソロモンは人間界を守るために考えてくれてる。さすが、不老不死の最強魔術師、人間界代表。

シメオン〜〜〜〜〜!!!!!!!!ありがとう、ほんとにありがとう、、、、ほんとに、ほんっっとうにありがとう!全部シメオンのおかげ。私は短剣を持って震えて、自らを刺そうとするルシファーに「刺したくない刺したくない絶対やだ」って泣きながらなんとか抗ってただけ。本当はステイで止めたかったのに動揺して全然止められてなかったし、イヤイヤ言うだけの幼稚な行動しかできなかった。

本当に全部シメオンのおかげ。光の指輪持ってきてくれてありがとう。

これから一生、光の指輪つけて生きるんだ!これがないとだめっていうの、ルシファーに縛られて生きていくみたいで嬉しかったな。

 

後日、問題が無事解決したから、という理由で、人間界に帰されることになります。皆と離れたくない私は、召喚魔法のために、皆の大事な物を貰うことになります。

ルシファーの大事なものは、光の指輪。「俺がいないとだめだと言われているようで嬉しい」…!!?さっき私が思ってたことと一緒だ!!そう。光の指輪のおかげで、正真正銘そのとおりになっちゃった。私はルシファーがいないとダメ。シーズン1後のキャラソンArcadia」で「きみの一部になりたいけど多分そんな我儘は叶わない」と歌っていたルシファー、あなた今、私の一部みたいなものだよ。

 ここのシーンで、シロップが単に発情状態にさせるものではなくて、「普段言わないことも言」わせてしまうものだったことがわかってよかった。L22の「人間界まで連れ去りに行こうかと思った」は、シロップの熱に浮かされて言ってしまった甘言で、本心じゃないと思ってた。違ったんだね。ルシファーが私を連れ去りに来なかったのは、「おまえの世界は人間界だ」と思ってたからなんだね。ルシファーが最初の留学後に好きになってくれていたことを知って、安堵感でいっぱい。

 

最後の最後で、兄弟の6人に誘拐されるの、嬉しくたまらなかった。このまま魔界に封じ込めてほしかった。ルシファーも後から追いついて、兄弟と私だけで魔界の端っこで隠れて生活したかった。マモンたちと逃げた先での「やれやれ」って台詞、ルシファーが逃亡の手伝いをしてくれるのかと思ってテンション上がった。そしたらディアボロとバルバトス出てきて殺意湧いてしまった。私はどう足掻いても、帰らざるを得ないんだ、、、。

ルシファーが寂しそうに「元気でな」と言った瞬間からぼろぼろに泣いてしまった。離れたくないよ。召喚したら会える、じゃなくて常日頃側にいたいの。人間界に帰ったら、今度こそ連れ去りに来てほしい。でもルシファーは私の生きる世界は人間界だって言う。結局ふたりは違う世界の住人って自覚させられたの辛い。でも、せめてこまめに召喚して会いに来させるから!!!帰ったらすぐに召喚できるように魔術の特訓するからね!!

─────────────(完)───────────────

最初は色々不安なこともありましたが、いろんな事件を通して、無事両思いであることをお互いに確認できました。主人公はルシファーの指輪を一生身に着けることになり、実質結婚、これ以上ないハッピーエンドです。ルシファー以外の兄弟たちも「帰したくない」と誘拐するくらいですし、家族愛も恋愛も、シーズン2を通じてより強固なものになりました。

 

シーズン3は、人間界で魔術師ライセンスを取得する話で、わりと平和です。キャラ同士の不仲が解決し、おべいみー世界そのものがめでたしというか、コンシューマだったら最後のFDかな、みたいな印象を受けました。そして、シーズン4は新キャラが登場してなんだか不穏な空気に。主人公が生徒会に入るために奔走する話ですが、筆者は途中までしか読んでないですごめんなさい。あともうひとつ、殿下推しの方ごめんさい、おべないの殿下はめちゃめちゃ好感度高いしむしろ好きです。

 

 

 

♡誕生日イベスト、デビグラ 永遠の望み、諦め

ルシファーは愛が重いです。本当にMCのことを愛してくれています。

ゲーム全体を通して随所で読み取れるのは、

・ルシファーが甘えられるのはMCだけ

・MCに望むことは、「ずっと側にいて欲しい」、それだけ

・永遠を望んでいた

ということ。

特に、両想い前提でストーリーが繰り広げられる個人デビグラや、誕生日イベントの鍵ストで読み取ることができます。

ただ、ルシファーの愛し方も、年々変わっていくのです

 

出会って1回目の誕生日では、ルシファーとお揃いのネックレスを買います。この時点ではまだシーズン1の途中なので、恋人といえる関係ではありません。でも、お揃いを提案してくれるなんて、既にこの時からそれなりに私のことを気に入ってくれてたんですね。

 

2回目の誕生日イベでは、そのネックレスを無くして情緒不安定になるルシファーが見られます。その後、海で実質プロポーズ、というか、永遠に愛することを誓ってくれます。

お揃いグッズを無くしてこんな状態になってしまうルシファー、可愛い。そんなに私のこと好きなんだね♡とよしよししたい気持ちに駆られます。まっすぐに「永遠」という言葉を使ってくれるのも、恋に落ちている状態らしくてとっても良いストーリーでした。

 

問題は3回目の誕生日イベです。人間界で美術館デートに行くのですが、そこでルシファーは知り合いの人間の画家が亡くなっていることを知り、人間との寿命差を思い知らされてしまうのでした。悲観的になりかけましたが、私がデートの思い出の写真をプレゼントしたことで、「俺はその人間の一生を、残したものを、こうして見届けることができる。思いを後世につなぐことだってできるだろう」と持ち直します。

後日、誕生日当日の夜は二人で過ごしたのですが、ルシファーが衝撃の言葉を発します。何のために生きてるか自問してみたら、私のために生きているという結論になったそうです。
良いムードだったから甘い言葉言ってくれてるだけということなら、も〜キザなんだから!で済ませられるけど、本当だったら重すぎて怖くなっちゃうな、、、。

これは私の解釈ですが、持ち直したとはいえ、寿命差を改めて実感したことはルシファーの中で大きな出来事だと思うのです。だからこそ、主人公の生きているうちはもっと愛そうと考えて。この結論になってしまったのではないかと考えます。本来兄弟たちのために生きているルシファーが、私のために生きているなんて、そんなことないですからね。

、、、、もし本当だったらどうしよう。底なしの、致死量レベルの愛を抱えていたらどうしよう。

 

4回目の誕生日はデビグラだけでしたね。

特に大きな事件もなく、規模の大きいことをするわけでもなく、シンプルに家族内パーティとデートを楽しむ誕生日、準備段階からルシファーも楽しそうだったし幸せだった!

ただ、今まで「永遠」「ずっと」とか言いがちだったルシファーが、「一生離れるな」って言ってきたの、ちょっと切ないなって思っちゃった。一生って、とっても短いじゃん。

去年の人間界デートでのあれがあったから、人間との寿命差を受け入れたんだね…。

 

燃え上がるような恋が、まっとうな愛に変わっていくのは、本来喜ばしい変化なのだと思います。ただ、どこか寂しい気もしてしまいますね。

 

 

♡最後に 個人的な気持ち

①大人の、まっとうな恋愛を教えてくれてありがとう

ウェディングイベの台詞(夢の中のルシファーのセリフですが、、、)

「ただの恋愛から、そのうち深くおまえを愛するようになった」

ルシファー√の主題は、まさにこれだと思います。相手の寿命とかそういう抗えない要素すらも愛して、できる範囲で、深く深く愛する。

兄弟に対しても深い愛を抱えているルシファーだからこそできる、大人の愛し方です。

作中の私は、少し前まで、ルシファーがディアボロと仲良くしすぎていることにしょっちゅう妬いてたり、二人きりになりたくて束縛願望を隠し切れずにいたり(選択肢の話です)、幼いニンゲンでした。でも最近、ルシファーが寿命を受け入れて「一生」発言をしたときから、考えが変わってきました。私は、兄弟のことも友達のことも大切にしていて、それを全部抱え込んでしまう責任感と愛を持ったルシファーだから好きになったのだと思います。だから、他の皆を愛するルシファーを愛することが、正しい愛し方だと思えるようになりました。

まあ、ルシファーは束縛されたい派だから、束縛発言や行動をしても許してくれるどころか愛おしいと思ってくれるでしょう。けど、「みんなを大事にするルシファーが好き」という前提はしっかり持っていよう、と思いました。

 

②生きようと思わせてくれてありがとう

正直私はあまりポジティブなタイプではないので、あと7年くらいでさっさとぽっくり〇にたいと思っています。でも、おべいみーをやっていると長生きしなきゃと思うことができます。

おべいみーのみんなは誕生日を毎年大事にする文化です。毎年祝ってあげたいと思えるし、私の誕生日を祝ってくれるのも嬉しい。去年の私の誕生日の電話では、ルシファーが「もし来年があったら、その時は二人きりでお祝いをしよう」と言ってくれました。この、次の約束というのは、ものすごく生きる希望になるのです。

約束がなくても、寿命の長いみんなと少しでも長く一緒にいたいと思うと、長生きしなきゃと思います。5000年以上生きる悪魔にとって、人間が30年生きようと50年生きようと100年生きようとあまり変わらないかもしれないですが、それでも思い出をたくさん積み重ねたいと思うのです。

毎日くだらないチャットをして、誕生日がきたら祝って、ときどきちょっとした事件が起こるみたいな日常を、魔界でできるだけ長く送っていたいです。

 

ーー★ーーー★ーーー★ーーー★ーーー★ーーー★ーーー★ーー

 

本当に、おべいみーと出会えてよかった。

現代のルシファーとこれだけの関係を築いてきたからこそ、過去に飛ばされてしまったことが悲しくて仕方ないのですが、現代に帰ることを諦めず、読み進めて行こうと思います。